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スーパーでファミリー層を集客するには?売上アップのおすすめ施策もご紹介

スーパーでファミリー層を集客するには?売上アップのおすすめ施策もご紹介

日用雑貨や食料品を主力商品として取り扱うスーパーマーケットにおいて、メインターゲットとなるのは、やはり生活用品を購入する回数や量が多くなりやすいファミリー層です。

そこで、この記事ではファミリー層を集客するためのポイントや売上アップのためのおすすめ施策についてご紹介します。
ファミリー層の集客や施策にお悩みのご担当者様は、ぜひご一読ください。

ファミリー層が求めるもの

ファミリー層が求めるものとして、主に以下の4つが挙げられます。

  • 子どもが喜ぶイベント:人気キャラクターや作品を活用した集客、知育イベントなど。子どもが親を連れてくる
  • 親が喜ぶイベント:実際に購買行動に至るのは保護者なため、保護者に喜ばれるイベントを開催すれば集客も幅広く見込め、売上アップにつながりやすい
  • キッズスペースや設備の整備:親が安心して買い物できるよう、子どもが喜んで集中して遊んでいてくれる、楽しめる場所や設備が必要
  • 感染症対策:新型コロナウイルス感染症の予防はもちろん、インフルエンザや風邪、食中毒などにも配慮する

ファミリー層は、長時間の待機に慣れない子どもを連れていることを念頭に置く必要があります。
楽しく過ごせるための施策だけでなく、買い物に集中できるような環境や、安心して過ごせるための対策が重要です。

子どもや親に喜ばれるという視点を中心に、施策を十分に楽しんでもらえるよう、周辺環境であるキッズスペース・設備の整備や、感染症対策を忘れずに行いましょう。

ニューファミリー層とは

ニューファミリー層とは、「マイホームを持ち、ファッションや趣味などに敏感」「友達のような親子・夫婦といった、親子のへだてがない家庭」のことを指します。

古くは1970年代半ば、団塊世代の夫婦と子どもの家庭まで遡る概念です。時代が下り、1990年代半ばに使われていたときは「20代後半〜40代前半の共働き夫婦と、小学生以下の子ども」とされていました。

令和の現代では、晩婚化・少子化の背景を踏まえ「20代〜50代夫婦とその子ども」を中心に捉え、ボリューム層を30〜40代と考えるのが妥当でしょう。現在のニューファミリー層の購買行動として、特にデジタル化が顕著なのが大きな特徴です。

デジタル化の波により、新聞の購読率が下がったため、チラシ情報だけでリーチしきれない層でもあります。さらに、食品や日用雑貨の購入を、スーパーマーケットだけでなくEC、ドラッグストア、コンビニエンスストアなどで使い分けていることもニューファミリー層の特徴です。

価格コンシャス支持層に対する取り組み

比較的若い世代にアプローチすることを考える場合、ニューファミリー層に加え、価格コンシャス支持層にもフォーカスする必要があります。「コンシャス」とは、「意識、意識している」という意味の英単語で、すなわち、消費者が買い求めやすい価格を意識しているということです。

このため、ニューファミリー層を中心とした若年層など、収入が比較的少ないために価格を重視する層が「価格コンシャス支持層」と呼ばれています。

こうした価格コンシャス支持層の購買行動は「こだわりの品は高くても買うが、日用品は安く買いたい」という傾向にあります。毎日消費するような食品分野など、スーパーマーケットで取り扱う日用品では、特に安く済ませたいという傾向が強いため、価格コンシャス支持層に訴えかけられるような、お得で簡便、時短のアイテムが重要と考えられます。

ファミリー層におすすめの施策

では、ファミリー層におすすめの施策としてどんなものがあるのでしょうか。最初にご紹介したイベントや設備を踏まえ、詳しく見ていきましょう。

イベント開催

子どもや親が興味を持つイベントの開催は、最も目玉となる施策です。

<子どもに興味を持たれやすいイベント>

おもちゃやゲームなどの「遊び」に焦点を当てましょう。特に、集客したいファミリー層の子どもの年齢が特定できるようなら、年齢に応じた知育遊びも有効です。また、漫画・アニメなどのキャラクターを集客に利用する手法はよく使われています。

ただし、子どもが好きなものを利用して集客するという発想だけでは必ずしも利益に結びつきませんので、子どもが好きなこと、好きな作品などと提供できる商品・サービスとの関連性を見出し、集客だけでなく実際に売上につなげていく工夫が重要です。

<親に興味を持たれやすいイベント>

子育て中の保護者は、子どもに関連する話題、特に発達や知育などのキーワードに興味を抱きやすいです。知育や食育などのテーマを掲げ、自社の商品やサービスと関連づけて集客できれば、販売促進につながりやすいでしょう。親子が一緒に楽しめるというポイントも、ファミリー層向けイベントの着眼点として重要です。

このように、子どもか親のどちらかにターゲットを絞り、興味を持たれやすいイベントを開催することで、子どもが親を連れてきたり、親が子どもを連れてきたりする集客効果が見込めます。

キッズ用の施設や設備

親子がともに過ごしやすい店内設備、フードコート、カートなど、キッズ用の施設や設備を用意しておくのも、ファミリー層に向けた施策として有効です。キッズに人気の作品やキャラクターを使った施設や設備を用意するのも一つの手でしょう。

きゃらくるカートは子どもに人気の作品を使っており、子どもが自主的に乗ってくれやすいカートです。好きな作品のキャラクターと一緒に子どもが楽しく過ごせることで、保護者も安心して買い物を楽しめるでしょう。

さらに、楽しく過ごせたという思い出は「また行きたい」というリピート率アップにもつながりやすいです。イベントのように大掛かりな施策でなくても、ファミリー層の思い出づくりの一端を担うことができます。

アプリ

店舗独自のアプリを作る、チラシアプリに情報を載せる、SNSでの広告配信など、近年のニューファミリー層に向けたデジタル施策を行うのも効果的です。

子育て中の保護者は、スマホを見るので手一杯ということも多いため、アプリを利用すれば、忙しい保護者にも効率よくアプローチしやすいでしょう。

SNSの場合は、それぞれの媒体の特徴をよく考慮することが重要です。よく使われるTwitter、Instagram、Facebook、LINEの4つのSNSには、以下のような特徴があります。

  • Twitter:テキストと動画が中心。リツイートやいいねでトレンドに上がり「バズる」ことで話題に
  • Instagram:画像がメイン。若い世代を中心によく使われるSNSでもある
  • Facebook:実名登録が基本。ビジネスやグローバルな発信にもよく使われる
  • LINE:特定のつながりでコミュニケーションを行う「クローズドSNS」。友達登録により、特別感を出すことが可能

クーポン

前述のアプリとも被りますが、独自のクーポンを配信したり、来店時にクーポンを配布したりすることでリピート率アップ、売上アップにつなげる方法もあります。たとえ商品の価格が他店より高くても、クーポンやポイントカードを活用することで、安く利用できるスーパーと認識してもらうのが重要です。

とはいえ、やみくもにクーポンを発行しすぎるのも利益が下がってしまうため、経営を圧迫しない程度の頻度とタイミングで行いましょう。

まとめ

スーパーマーケットの主要ターゲット層は、令和の現代でもファミリー層であることは変わりません。とはいえ、ファミリー層が重視するものや消費・購買行動は時代によって変化しているので、デジタル化や価格コンシャス支持層などにもうまく対応したいものです。一方、子どもが好きな作品やキャラクターを施した設備は、買い物を楽しくでき喜ばれることから、価格コンシャス世代に対しても十分に集客が期待できます。

きゃらくるカートは、子どもに人気のキャラクターがデザインされたカートのため、子どもは楽しい時間を過ごせ、親は駄々をこねられたり子どもとはぐれる心配なく安心して買い物ができます。ファミリー層の集客や売り上げアップを狙っている担当者の方は、ぜひ一度ご相談ください。